K-19 (2002) : K-19: The Widowmaker

28年間封印されていた、米ソ冷戦時代に実際に起こった事件を映画化。潜水艦という閉鎖された空間を舞台に、男たちの生きるための過酷な戦いを描くパニック・ドラマ。

監督:キャスリン・ビグロー
出演:ハリソン・フォード、リーアム・ニーソン、ピーター・サースガード、クリスチャン・カマルゴ

K-19 (2002)のあらすじ

1961年。ソ連の原子力潜水艦K-19の処女航海の艦長に抜擢されたボストリコフ。艦を試すための過酷な訓練の連続で乗務員たちの間に不穏な空気が流れる中、原子炉の加熱による核爆発の危機にさらされる。

K-19 (2002)のストーリー

米ソ冷戦下の1961年、ソビエトは持てる軍事力を誇示すべく、ホテル級原子力潜水艦K-19を造船した。この潜水艦は3基の弾道ミサイルを搭載しており、海上に浮上してミサイルを発射することができた。ミハイル・ポレーニン(リーアム・ニーソン)は豊富な経験とリーダーシップを兼ねそなえており、船員たちからは厚い信頼を勝ち取っていた。しかし、この潜水艦の艦長として、アレクセイ・ボストリコフ(ハリソン・フォード)が着任し、ボレーニンは副長を務めることとなった。原子力潜水艦K-19の試験航行が始まった。ボストリコフ艦長は潜水艦員たちの力を試すべく、連日、厳しい航行訓練と緊急火災訓練を艦員たちに要求する。そして、最高深度航行、氷上浮上、試験ミサイル発射という航行テストを無事完了するのだった。しかし、原子炉担当士官ヴァディム・ラドチェンコ(ピーター・サースガード)とパベル・ロクテフ(クリスチャン・カマルゴ)は、原子炉の冷却水圧力の異常に懸念を持ちはじめていた。そして、ついに冷却水の配管が破裂し、炉心温度のコントロールができなくなる。それはすなわち世界で初めての原子力潜水艦の原子炉のメルトダウンによる核爆発の危機ということで、被爆の危険を承知で修理作業を行わなければ、全艦員の命とソ連の最新鋭の原子力潜水艦を失うことを意味していた。

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